古物商資格とは
日本には古物商という資格がありますが、実際にどのような資格なのか詳しくはご存じない方も多いでしょう。古物の売買をするために必要な資格だという程度の知識はみなさんにもあるでしょう。その関連のお仕事をするためには取得する必要があります。
なんとなく名称だけは聞いたことがあるが、詳細をご存知ない方、また、興味をもたれている方に古物商についてご紹介したいと思います。
最近では、古物商をという資格を取得するが増えてきました。その理由のひとつに、インターネットオークションがとても身近になってきたことです。素人の方でも、ネットオークションで中古品の売買をしていると思いますが、これをきちんとしたビジネスにする際には古物商の資格が必要なのです。
わざわざ古物商の資格を取って、ネットオークションをする方も少ないと思いますが、せどりなど、仕事にするなら、取得したほうがよいのです。なぜなら、それは法律で定められているからです。
古物営業法第31条というものがあり、無許可の方が古物売買の営業をすると、「3年以下の懲役、または、100万円以下の罰金」になります。もちろん、主婦の方が着なくなった子ども服や、家の不用品を売ってお小遣い稼ぎをしている程度なら良いでしょうが、自分で中古品を仕入れて売ったり、転売したり、ビジネスとして行なっている場合、古物商取得は必須です。
経済産業省のそのガイドラインでも、インターネットオークションでの古物売買の営業は、古物商の許可を受けることとされています。