古物商資格が必要な場合続きその1

 

古物商資格の申請は、事前に必要な書類を調べ、不備のないようにすべて揃え、1回の申請で終わるようにしておけば、わりと簡単なのではないでしょうか。古物商資格の取得に手間取っていては、先に進めませんし、中古品売買の事業を始める方にとって、古物商の資格取得は、そこが最終目的ではなく、事業を始める上でのスタート地点です。

 

古物商の免許を生かしたビジネスをすでにお考えの方も多いでしょうが、古物商資格を取ることだけ考えていて、まだ事業のことを考えていない方は、ぜひ、その先の展開も考えておきましょう。古いものが好きで、趣味から古物商になる方もいらっしゃいますが、趣味で売買していたときと違い、生活がかかっているとなるとまた真剣さも違ってくることでしょうね。

 

さて、基本的に古物売買をするなら、古物商の許可がいるということになっていますが、なかにはそれに該当しない行為もあります。ネットオークションで古物を売りたいから、古物商の資格を取得するという人もいますが、なかには資格取得が不要の行為もあるのです。趣味の延長上で古物商の資格を取るという方は、本当に必要な免許なのか、一度、立ち止まって考えてみてもよいのではないでしょうか。

 

実際に、古物免許を取得してから「不要だった」というケースもあるようですからね。では、古物商許可が必要な行為はどのようなことがあげられるでしょうか?まず、基本的に古物を買い取り、それを販売する場合は古物商許可が必要で、修理して売る場合も同様です。