古物商資格とは続きその1
ネットオークションが盛んになった現在、電子商取引においての規則も厳しくなってきたようです。古物商の資格取得に関しては、自分で手続きを行なう方も多いですが、面倒に感じる方は代行業にお願いするというケースもあります。
ネットのサイトで、古物商取得の方法を簡単に説明しているページもありますし、書籍も多く出版されています。「簡単に取得できる!」と書かれているものもありますが、簡単かどうかはその人、次第と言ったところです。
私も10年以上前に古物商の免許を取得していますが、そのときの感想は「簡単だったか?」と聞かれれば、そうではなかったと思います。何種類かの書類を取り寄せることがやや面倒に感じましたし、警察署へ出向くことも、最寄りの警察署がちょっと不便な場所にあって大変でした
取得方法で案内されている書類の数は、個人の場合ですと、5種類の書類が必要ですし、法人の場合ですと、書類は7種類にもなります。ですが、ケースによっては、他の書類がもっと必要になることもあり、その通りには行かないこともあるのです。
インターネットで取得方法を調べて「なんだ!簡単だ!」と思っても、実際はそれほど簡単ではないなど、手続きを開始してみて、いろいろなことがわかるでしょう。準備をすべて念入りにやっておけば、警察署へ出向く回数も減りますし、要領よく準備を進められれば、古物商の資格取得は簡単かもしれません。ですが、実際は、申請の書類に落ち度があったり、書類が不備だったり、アクシデントはあるものです。